出張撮影のフォトスタジオ ニコの誰にでも理解できるカメラ講座

こんにちわ! フォトスタジオ ニコです! カメラマンをやっていると、小さい子のママさんたちに「どうやったら上手に撮れるの?」ってよくきかれます。なかなかその場で全てを説明するのが難しいのでブログをつくることにしました。なるべく簡単に、思った通りの写真が撮れるようになれるよう記事を書いていきます。宜しくお願いします!

シャッタースピードその1

こんばんは!

カメラマンのニコです。

 

さてさて、今日はシャッタースピード(SS)についてです。

 

シャッタースピードは言葉だけでも理解しやすかも知れません。

読んで字のごとく、カメラのシャッターの切れるスピードのことです。

 

1/30という表記だったら、1秒間の30分の1のスピードでシャッターがきれる。

1/500という表記だったら、1秒間の500分の1のスピードでシャッターがきれる。

 

????。

よくわかりませんよね。

 

要するに、

/の後ろの数字が大きいほどシャッターが早くきれると思ってください。

で、

シャッターが早く切れるほど、

早く動いているものとかを綺麗に撮れると思ってください。

 

例えば、動いている人物を撮る時、1/1(1秒間)で撮影したとします。

シャッターのボタンを押してから、

完全にシャッターが切れるまで1秒間かかるわけです。

シャッターを押した自分の手が1秒間全く動かず、なおかつ

撮ろうと思った人物が、1秒間ピクリとも動かなければ、綺麗な写真が撮れます。

 

ですが、

実際のところ、1秒間、自分も相手も全く動かないというのは難しい話です。

結果、写真としては手ブレ(自分の手が動いてしまう)

もしくは被写体ブレ(撮影しようとした相手や物が動いてしまう)

をおこし、ブレた写真が出来上がってしまうのです。

 

そこで、シャッタースピードを早くして撮影するわけです。

例えば、1/250。1秒間の250分の1のスピードでシャッターが切れます。

1秒間の250分の1の間なら、自分も相手も止まっていることが可能ですよね?

 

どうでしょう?なんとなく理解できますでしょうか?

 

ざっくり、シャッタースピードは遅いとブレやすい。

最初の頃はその程度の認識で大丈夫です!

 

ちなみに、私の普段使うシャッタースピード

1/125〜1/250の間が多いです。

※普通に手持ちで撮影する際、1/60以下だとブレる可能性が多いと思ってください。

 

どういう時に、シャッタースピードを変えているかというと、

撮影する被写体に合わせて変えています。

ざっくりですが、こんな感じです。特に数値を覚える必要はありません。

 

1/100  止まっている人や物を撮る。

1/125  ゆっくり歩いている人を撮る。

1/160  普通に歩いている人を撮る。

1/400  走っている人を撮る。(幼児)

1/800  走っている人を撮る。(大人)

 

いくらいいシュチュエーションに出会い、シャッターを切っても

ブレブレの写真では意味がありませんよね。

手ブレ、被写体ブレをおこさないで撮影する。結構大事なことなのです。

 

でも、上記なように数字をいちいち覚えてられませんよね。

ですので、普段撮影する際は、1/160を基本と考えていれば大体は大丈夫です。

1/160程度のシャッタースピードを常に確保できていれば、

大抵の被写体はブレずに撮ることが可能だと覚えましょう!

 

なるべく簡単に書いたつもりですが、どうでしょうか?

難しかったかな…。また思いつたらどんどん補足していきます!

 

では、また次回〜!!